英語教育の案内でPhonicsという単語を目にします。
Phonicsとはいったい何のことなのでしょうか?
フォニックス(Phonics)とは、英語の文字と発音の関係性を学ぶ音声学習法です。
英語圏の子どもたちに読み書きを教えるために広く用いられています。
フォニックスを学ぶことで、次のようなメリットが期待できます。
- 英単語の発音やスペルを習得できる
- 「聞く・話す・書く・読む」の4技能すべての力が向上する
- 学校の教科書も抵抗なく読めるようになる
たとえば母音2文字の 「 ou アウ」 の後に t を付け加えると out という単語になります。
house 、 mouse 、 count 、 sound は 「 ou 」 が単語の中に含まれています。
次に母音2文字の 「 au オウ」 の後に gust を付け加えると august という単語になります。
sauce 、 sausage の中に 「 ou 」 が含まれています。
「 oo 」 が含まれる単語 zoo , book
「 aw 」 が含まれる単語 saw , draw , strawberry
「 ai 」 が含まれる単語 mail , paint
「 oa 」 が含まれる単語 coach , boat , toast
文字と発音の関係を知ることで、理解度が格段に向上します。
理解が高まると上達も早くなるし、学校の成績もアップすること間違いなしです。
子どもの覚えようとする力を、引き出すRLCのメソッド
単語が聞けた
単語を話せた
意味が通じた
相手が理解した
会話ができた
心が通じた
小さな感動の連続が覚える楽しさを引き出します。
そして、くじけそうな気持を奮い立たせ、乗り越える力になっていきます。
文字と発音を結びつけるPhonics
音と文字のルールを知ることが英語上達の近道
英語は小さな子どもでも、音と文字のルールを理解すると難しい本も、読めるようになります。
書かれている意味を知るのは・・・難しいことなのですが、文章を読むことはできます。
どうしてでしょうか?
日本語の場合、漢字交じりの文章が難易度を高くしている
日本語は、「ひらがな」ならば読むことができるのですが、漢字交じりになると難易度が極端にアップしてしまいます。
そのため、
「文字」を知り
「読み方」知り
「意味」を知って
ようやく「書く」ことを知るようになります。
日本語はたくさんのステップを必要とします。
英語は、「読める」ことが「書ける」と直結しています。
フォニックスのルールがわかると読めるようになる
アルファベットの「音」と「文字」の関係つまりフォニックスのルールを学ぶことが英語上達の近道です。
英語の場合、文字が26文字だけです。
この26文字をグループ分け(= Phonics)し、関連性を理解すると、どんどん読めるようになってきます。
読めることは、書けることにつながります。
子どものころ覚えた自転車の乗り方、大人まで持続
一度覚えた「コツ(メソッド)」は大人になっても忘れません。
フォニックスのルールを身につければ、しばらく英語から遠ざかっていてもきっと大人になっても忘れはしないでしょう。
水泳、自転車、けん玉…子どものころに習得した技は、(少々腕が鈍っていたとしても)大人になっても忘れません。
つまりPhonicsは、文字と発音の関連性・ルールのことです。
文字が分かって、耳の感度が高いときがチャンスです
幼稚園から小学低学年のころは、文字の形を理解し、意味と関連付ける能力が極端に高くなる時期です。
もちろん耳の高い感度も持続しています。
乾いたスポンジのように、なんでもかんでもドンドン吸収する時期です。
この年頃がチャンスです。
当教室では、「英語」は英語で学び『聴く』『話す』『読む』『書く』という基本となるスキルの習得を目指しています。
コメント